第3回デジタル医学・医療推進ネットワーク 全国シンポジウム開催決定のお知らせ
2026/07/28 カテゴリー:お知らせ
開催日:2026年11月14日(土)14:00~17:30
理想の未来医療を『生成AI』と共に拓く:ポストコロナ時代における「拡張型チーム医療」と教育の可能性
―『医師・医療者』×『患者・家族・社会』×『生成AI』が共に創るこれからの未来医療-
場所:秋田大学本道40周年記念会館2F 本道記念講堂
参加費:無料
会場での対面開催に加え、
① 当日のライブ配信
② 後日のオンデマンド配信 を予定しております。
全国どこからでもご参加いただけますので、ぜひ、お気軽に参加登録フォームより申込みください。

申込期限:11月13日(金)12:00まで
※登録いただいた皆様には、ライブおよびオンデマンド配信の動画URLをお知らせいたします。
※可能な限り、事前のお早めにご登録いただければ幸いですが、引き続き当日参加まで歓迎いたします。
本シンポジウムは、生成AIを適切に活用した「拡張型チーム医療」の実装に向けて、医療者、教育関係者、行政関係者、学生などを対象に開催します。多職種の参加者が一堂に会し、新たな医療・教育の連携について考える場を提供します。
プログラムのダウンロードはこちらから
https://drive.google.com/file/d/1fTDIwdiHR-Ahkt5YPVZb5E6CIFi7UgoJ/view?usp=sharing
◎本シンポジウムは日本医師会生涯教育制度認定単位
(第1部:CC10 チーム医療/1単位)(第2部:CC7 医療の質と安全/1.5単位)を取得できます。
主催 秋田大学大学院医学系研究科・医学部、秋田大学医学部附属病院
共催 あきた医師総合支援センター、秋田大学大学院医学系研究科医学教育学講座
後援 秋田県、秋田県医師会、秋田県薬剤師会、秋田県看護協会、秋田県歯科医師会、秋田県病院協会、秋 田県病院薬剤師会、秋田県理学療法士会、秋田県作業療法士会、秋田県臨床検査技師会
<シンポジウム開催趣旨と背景>
新型コロナ対応は、医療界における重要課題であった、
①同一職種内の連携、
②多職種連携とそれを支える IPE(Interprofessional Education)、
③患者・家族・社会を巻き込んだ連携とその教育(transprofessional education)、
④医学教育・研修のデジタル化を、短期間で飛躍的に進展させた。
さらに、2023年、ポストコロナ時代の幕開けとともに急速に普及した生成AIは、症候・病態の臨床推論や治 療に関する検索、基礎医学・社会医学・臨床医学の統合学習、各種演習、評価などの医療的テクニカルスキル 教育のみならず、常に改善と学びを続ける理想的なチームビルディングを実現するためのコミュニケーショ ン、リーダーシップ、心理的安全性、業務改善、さらにはそれらを育成するコーチング・教育スキルといった ノンテクニカルスキルや医療行動科学教育においても、効果的かつ深い学びを可能にしつつある。
すなわち、生成AIは、卒前教育から生涯教育に至るまで、上記①〜④をシームレスにつなぐ大きな変革をもた らし始めています。 このような背景のもと、2040年を見据え、『医師・医療者』のみならず、『患者・家族・地域社会』、さらに は『生成AI』を含めた「拡張型チーム医療」を実装していくことが重要と考えられます。少子高齢化の先頭を 行く秋田においても近年、市民講座等を通じて、医師・患者・生成AIが協働する新たなチーム医療の実践が始 まっています。
患者・家族が生成AIを用いて整理した情報を基盤として、適宜、医師が確認し、補足・修正を行うことで、理解の深化や医療面接の効率化のみならず、協働意思決定(SDM)の質、さらには医療の質そのものを向上させ、次に示す長年の課題の解決につながる可能性があります。
<医療における構造的課題> ―生成AIの適切な活用が、その解決の鍵となり得る―
高度化・高齢化・多様化・業務増大化する医療ニーズに対し、以下の要因が相互に関連しながら、質の高い医療を持続的に提供することが困難になりつつあります。
1)医師・医療者不足に加え、地域偏在・診療科偏在による地域医療体制の脆弱化
2)協働意思決定(SDM)や患者・家族への共感的コミュニケーション支援の差による医療連携の困難化と、それに伴う急性期・慢性期医療双方の負担増加
3)医療側の説明支援や患者側の医療理解の差による、コンビニ受診・受診遅れと、それに伴う医療機関負担増加および患者不利益
これらは相互に関連しながら、地域医療における人的・時間的負担をさらに増大させ、医師・医療者不足や地域医療体制の脆弱化を加速させる悪循環を生じています。
本シンポジウムの主眼は、 理想の未来医療を生成AIと共に拓くために、
①まず生成AIを活用した教育・学習の新たな可能性を実践的に理解し、 その上で、
②生成AIを活用した多様なチームの可能性、
③生成AI時代に対応した患者・医療者協働モデルの在り方、
④その活用に伴う倫理的・教育的・臨床的課題
⑤最も大切な健康にかかわる学びを初等中等教育(義務教育)から強化する時代に向けて
について、いくつかの重要な視点から具体的に検討することにあります。
医師・医療者、患者・家族・社会、 そして生成AIが協働し共創する次世代医療の姿について、国内外の先進的な実践と知見を共有しながら議論を 深め、医療および医学・医療教育の再設計に向けた実践的な方向性を導き出します。 医療・教育・社会・生成AIが一体となった新たな学びと実践のモデルを提示し、理想の未来医療の実装に向けた実践知を創出するとともに、明日からの現場につながる具体的な次の一歩を示します。